
Episode 284 クランちゃん
私が朝起きてすぐ、あなたを抱えて病院につれていき、
ぐったりした貴方をみて、どうしたのかなとすごく心配で、
でもまた帰ってくる信じて疑っていなかった。
病院の待合室で、貴方の手をさわりながら、
つめを切りにつれていってあげなきゃ、とか、
病院がんばったらおかしを買ってあげて、とか考えてた。
貴方の最後は、糸の息をして、母、父、私で病院にかけつけ、
”クラン”と呼びかけ最後に私がなでた時、心臓が止まった。
なんてかしこい子で、やさしい子なのだろうと、最後まで、クランだった。
あなたのいた日々は本当に楽しくて、このノートにも思い出はかけるけど、
クランへの思いは言葉というものではあらわせないほどあって、本当に、私の、そして、私たち家族の一部だった。
ありがとう。
そして、私たちがあなたのところにいくまで、待っていてね。
大好き。
チワワ
東京
式場
こちらの内容は、当園でご葬儀を行われた際、
お客様にペットとの思い出を綴っていただいたものです。
お客様にペットとの思い出を綴っていただいたものです。