
Episode 16 どきんちゃんへ
我が家に来たのは14年前の冬。熱帯の国に住んでいるのに、こんな寒い時季に来ていまい、ちょっと可哀相でした。
家に来てからは熱帯魚のプラティやエンゼルフィッシュと一緒に元気に泳ぎ、
いつしか私の手からエサを食べるようになり、本当に可愛い存在でした。
あれから14年、大きくなった君は、甲長が45㎝にもなり、90㎝の水槽が狭く感じるようになりました。
ろ過ポンプにヒーターを何個もかじっては壊し、あまりのいたずらぶりに困りもしましたが、
もっと大きくなって150㎝の水槽で泳ぐ姿を見たくて、成長するのが楽しみでもありました。
水温調節のサーモスタットが故障して、水温が上がりすぎての死。
どうして気づいてあげられなかったのかと、本当に悔しくて悲しいです。
ごめんなさい。
天国に川があるのかわからないけど、家の水槽よりずっと広い所にいけるはず。おもいきり泳いで下さい。
かわいい かわいい どきんちゃん 大好きだったよ。
亀
こちらの内容は、当園でご葬儀を行われた際、
お客様にペットとの思い出を綴っていただいたものです。
お客様にペットとの思い出を綴っていただいたものです。